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禁煙外来情報
(左)2014年禁煙啓発ポスター(右)喫煙行為はあなたに緩やかな痛みを伴う死をもたらす:喫煙行為への警告写真
★妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないため、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、
原則的に薬剤を投与できません。授乳中の方にも投与しない方がよいとされています。ただし、
必ず胎児に障害が出るとは限らないので、患者さん本人が、そのリスクを十分承知した場合に限り
投与することは出来ます。喫煙による悪影響は胎児に限らず、喫煙者本人に多大の健康上の
不利益をもたらしますので、出来るだけ早く喫煙行為をおやめになった方がよいことは言うまでも
ありません。なお妊娠中の方は喫煙可の飲食店などで副流煙被害を受けないためにも、
タバコを吸うことのできる店、分煙設定の店を回避し、「全席禁煙の店のみ」を
ご利用ください。
タバコの有害性に関する多くの情報を提供しております。喫煙行為は様々な病気の原因と
なりますが、禁煙すれば数日のうちに本来の味覚、嗅覚が戻り、数ヶ月間でせきや痰などの症状が
改善されることが期待出来ます。喫煙による発癌性のリスクや脳梗塞、冠動脈疾患の発生率も
低下します。肌や体全体の老化にも歯止めをかけることが出来ます。
なぜタバコを止めようとしても止められないか?
タバコを吸うとタバコに含まれるニコチンが直ちに脳の「ニコチン受容体」に結合します。
そのとき一時的な快感を起こすドパミンが放出されますが、すぐに消えてしまうので、再び
タバコを吸いたくなり、いつまでも同じ悪循環を繰り返すのです。薬剤、チャンピックスは
ニコチン切れの症状を軽くして、タバコをおいしく感じないようにする作用があります。
あなたはタバコの害についてどれだけ知っていますか
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