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旅行に合わせ月経を調整する方法



休暇で旅行のプランを立てたものの、ちょうど月経が旅行の日程に重なることは、よくあることです。
そこで月経にかからないように、ずらすことが出来れば、その旅を更に楽しくすることが出来ます。
この場合、1ヶ月くらい前にご相談においでになればよいのですが、ほとんどの方は旅行の
1〜2週間くらい前になってから来院されます。しかし、
こうした段階では月経を遅らせるしか方法がありません。

月経を遅らせるために、薬の力を借りて、月経前の子宮内膜が脱落しないように保持します。
3日間くらい月経を遅らせるくらいなら、いいのですが、それ以上遅らせたい場合は、服用する
性ホルモンの量を倍増させて内膜の脱落を防止します。しかし、薬の量を増やしたために吐き気で
気分が悪くなったりすることもあります。しかも、薬の効果が切れて途中で出血が始まったりすると、
せっかくの楽しい旅行が、苦行の旅ともなりかねません。

もし、月経をずらすのであれば、月経3〜5日目くらいから薬剤を服用して、
旅行の出発日前までに月経を終わらせてしまう方法をおすすめします。
この場合は薬量も基準量ですみ、たとえ胃がもたれることがあっても、旅行の開始日には、
すっきり、おさまっているでしょう。服用中途で出血するトラブルも皆無に近いと考えられます。



 月経調整診療は終了


注意上記診療情報記録は2018年1月現在のものです
日本産科婦人科学会認定専門医 医学博士 宮本順伯

本文および写真の著作権:宮本順伯に帰属


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